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市長コラム(令和8年度)

ページID:0009552 更新日:2026年4月13日更新 印刷ページ表示

お出かけの際にも災害への心構えを

 本稿は4月に書いており、当時印象に残った地震について触れたいと思います。

大きな地震が複数回発生

 新年度がスタートした4月ですが、日本国内では震度5以上の地震が5回も発生しました。4月20日には、三陸沖を震源とする地震により、北海道太平洋側沿岸中部に津波警報が発令されました。

 なおこの時、夕張市の震度は2でしたが、私は出張先の恵庭市で揺れを体感し、震度は3でしたが、揺れが長く続いたことが印象に残っています。

 これからは行楽に適した季節を迎え、海沿いのまちへお出かけになる機会も増えることと思います。

 そこで今回は、改めて市民のみなさんとともに、お出かけの際の災害に備える心構えと行動を確認したいと思います。

 私たちが日頃生活している夕張市は、平均標高230メートルと高く、海もないため、日常生活の中で津波を意識する場面はほとんどありません。

 しかし、ひとたび海沿いの地域を訪れれば、状況は大きく異なります。私自身、釧路市へ出張した際に「海抜」「津波緊急避難施設」といった表示を目にし、普段との違いを強く意識した経験があります。

 こうした経験を踏まえ、海沿いのまちへお出かけする際には、災害への備えをあらかじめ意識しておくことが大切です。この機会に、基本的な心構えを改めて確認してみましょう。

海沿いのまちにお出かけする際の心構え

● 大きな揺れ、津波警報などですぐ避難!

● 海から離れる! ただちに高い場所へ! 原則、徒歩避難!

● 事前に訪問先(市町村)のハザードマップ確認

● 津波緊急避難施設の位置・避難経路の確認

● ラジオや防災アプリなど複数の手段で緊急情報を受け取れる備え

(令和8年6月)

若年者健診・より受診しやすい体制をつくります

 市では夕張市健康増進計画『健康ゆうばり21』などの各種計画に基づき、市民の皆様の健康増進に向けた取組みを進めています。

 これは何よりも市民の皆様に生涯を通じて健やかで心豊かに、夕張に住み続けていただきたいとの思いから推進しているものです。

 その取組みの一つである健康診断ですが、市民の皆様は毎年受診されていますか?

■若年者健診スタート■

 市の国民健康保険加入者の医療状況を見ますと、特定健診の対象となる40歳より前から、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で治療を受けている方がいらっしゃる実態があります。このことから市では令和7年度より、20歳から39歳までの市民のうち、職場などで健診を受ける機会がない方を対象に、『若年者健診』を始めました。

■より受診しやすく■

 令和8年度は、若年者の皆様がより健診を受けやすくなるような体制づくりを行います。

 具体的には、本年6月から市立診療所で個別健診を始め、ご都合に合わせて予約のうえ受診できる体制を整えてまいります(健診内容は下部に記載しています)。詳細は決まり次第、広報などでお知らせいたします。なお、令和7年度からは、腎臓の機能低下や血管の傷み具合を推測する尿中アルブミン検査も追加しています。

 今後も、ご自身の体の変化に気づき、健康づくりに役立てていただけるよう、健診内容の充実に取り組んでまいります。

 併せて、健診結果に基づき、市の保健師や管理栄養士が保健指導を行い、市民の皆様の健康づくりにしっかり伴走します!

 かくいう私も、健診では年齢を重ねたこと、日頃の運動不足などから気をつけなければならない点も出てくるようになりました。加えて年初は会食の機会も多く体重が…(汗)。

 日々の生活習慣を選んでいるのは自分自身です。ぜひ健診を活用し、ご自身の健康管理に役立てていきましょう!

健診内容

血液検査・血圧測定・尿検査・身体計測・心電図・診察・問診等を実施し糖尿病・高血圧・脂質異常症はもちろん、動脈硬化、慢性腎臓病など20以上の病気がわかる検査(6,500円~10,000円相当)を自己負担1,000円(生活保護の方は無料)で受けることができます。

(令和8年5月)

 

集まること、意見交換をすることの大切さ

 令和8年もあっという間に4月を迎え「一月往ぬる(行く)、二月逃げる、三月去る」の言葉を本当に実感しています。

 そのような3か月を経て、令和8年度の市の予算がまとまりました。

 財政再生変更計画について総務大臣にご同意をいただき、第1回定例市議会で予算案についての議決をいただいたところです。

 令和9年3月末にはいわゆる実質的な財政再建の完了を迎える、つまり、ゴールが見えてきている一方で、今まだ財政再生団体であることに変わりはありません。

 令和8年度予算も、経費全般の適正化を図りつつ、近年の物価高騰などの課題も踏まえ、市民生活の安全安心と将来に向けたまちづくりを進められるよう編成をいたしました。詳しくは広報ゆうばりの紙面(2026年4月号 12ページから15ページ)でご確認ください。

 さて、1月に遡りますが、6年振りに夕張商工会議所主催の新年交礼会が開催されました。

 私が市長就任1年目であった6年前の開催以降、新年交礼会は新型コロナウイルスの感染拡大、市内ホテルの休業などにより行われておりませんでした。

 今年から来春にかけては、夕張市が実質再建を終えた後のまちづくりに向けた準備を進めていかなければならない重要な時期となります。

 多様な集まりの中、さまざまな意見交換や情報共有が必要であると考え、私から商工会議所へ開催の検討を要望し、このたびの開催実現につなげていただきました。

 当日は、テーブルでの懇談、夕張商工会議所 中島功治会頭からのご挨拶、夕張市農業協働組合 豊田英幸代表理事組合長からのご挨拶を通じて夕張への想いをお聞きいただく機会にもなりました。

 限られた時間ではありましたが、新年交礼会の再開は貴重な意見交換の場であったと思っています。

 私も再建完了後のまちづくりに向け、課題を克服しながら前に進む決意を述べさせていただきました。

 あらためて開催のご決断をいただいた夕張商工会議所会頭はじめ役職員の皆様に感謝申し上げます。

 市内では交通、開催場所、担い手などの課題から様々な集まりが減少しつつあります。しかし、集まること、そして多様な意見交換をする場があることは大切なことです。何度も困難を乗り越えてきた夕張の人々の絆は大きな強みです。

 集まることでつながる絆、話すことで強くなる絆、できる範囲で、既定にとらわれず、絆がつながる一年にしていきましょう。

(令和8年4月)

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