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令和8年もあっという間に4月を迎え「一月往ぬる(行く)、二月逃げる、三月去る」の言葉を本当に実感しています。
そのような3か月を経て、令和8年度の市の予算がまとまりました。
財政再生変更計画について総務大臣にご同意をいただき、第1回定例市議会で予算案についての議決をいただいたところです。
令和9年3月末にはいわゆる実質的な財政再建の完了を迎える、つまり、ゴールが見えてきている一方で、今まだ財政再生団体であることに変わりはありません。
令和8年度予算も、経費全般の適正化を図りつつ、近年の物価高騰などの課題も踏まえ、市民生活の安全安心と将来に向けたまちづくりを進められるよう編成をいたしました。詳しくは広報ゆうばりの紙面(2026年4月号 12ページから15ページ)でご確認ください。
さて、1月に遡りますが、6年振りに夕張商工会議所主催の新年交礼会が開催されました。
私が市長就任1年目であった6年前の開催以降、新年交礼会は新型コロナウイルスの感染拡大、市内ホテルの休業などにより行われておりませんでした。
今年から来春にかけては、夕張市が実質再建を終えた後のまちづくりに向けた準備を進めていかなければならない重要な時期となります。
多様な集まりの中、さまざまな意見交換や情報共有が必要であると考え、私から商工会議所へ開催の検討を要望し、このたびの開催実現につなげていただきました。
当日は、テーブルでの懇談、夕張商工会議所 中島功治会頭からのご挨拶、夕張市農業協働組合 豊田英幸代表理事組合長からのご挨拶を通じて夕張への想いをお聞きいただく機会にもなりました。
限られた時間ではありましたが、新年交礼会の再開は貴重な意見交換の場であったと思っています。
私も再建完了後のまちづくりに向け、課題を克服しながら前に進む決意を述べさせていただきました。
あらためて開催のご決断をいただいた夕張商工会議所会頭はじめ役職員の皆様に感謝申し上げます。
市内では交通、開催場所、担い手などの課題から様々な集まりが減少しつつあります。しかし、集まること、そして多様な意見交換をする場があることは大切なことです。何度も困難を乗り越えてきた夕張の人々の絆は大きな強みです。
集まることでつながる絆、話すことで強くなる絆、できる範囲で、既定にとらわれず、絆がつながる一年にしていきましょう。
(令和8年4月)