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市長コラム(令和7年度)

ページID:0007289 更新日:2025年4月10日更新 印刷ページ表示

持続可能なまちの絵を描く・総合計画その2

 今月のコラムも総合計画に関する内容です。

 夕張市が総合計画を策定するのは平成17年以来ということになりますが、この間社会全体の変化も顕著なものがあります。

 自然災害の増加、気候変動、デジタル化の進展、協働から共創への変化、人口減少、少子高齢化、労働力不足などで、計画には当然こうした変化に対応する指針も必要になると考えています。

 まず、令和6年度は総合計画策定の準備として、令和4年から行っている「各課が抱える課題の洗い出しと共有化」の見直しや更新のほか、市が持つ各種計画の洗い出しと再チェックを行いました。

 そのうえで4月から始まる令和7年度には
  ●市民アンケートの実施・とりまとめと、結果に基づく内部検討
  ●市の人口分析と将来の推計
  ●各課の課題を踏まえた施策の点検・課題整理
  ●これら作業により得られたデータに基づき素案を作成すること
 を予定しております。

 また令和8年度には
  ●市民参画の策定委員会をつくり、素案をもとに内容を協議ののち、
  ●意見募集(パブリックコメント)を行い、
 最終案を作成する予定です。

 全国共通の課題でありながら、夕張市にとっては特に顕著な人口減少、広範な行政面積であることの課題を克服しながら『すべてが揃ってはいなくても、安心度・生活満足度が高い、持続可能なまち』であることが将来に続く唯一の道と考えます。

 財政再生計画期間中は市民の皆様に多大なご協力をいただき、間もなくその目標を達成しようとしています。

 平成18年から取り組んできた財政再建は、約半世紀に渡る石炭産業の衰退から始まった財政難の歴史に一つの区切りをつけることになりますが、その後のまちづくりの指針である総合計画は将来へのバトンをつなぐ大切な作業になります。

 赤字解消から今と将来への投資へ!

 市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

(令和7年4月)

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