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市長コラム(令和7年度)

ページID:0007289 更新日:2025年6月11日更新 印刷ページ表示

持続可能なまちの絵を描く・総合計画その2

 今月のコラムも総合計画に関する内容です。

 夕張市が総合計画を策定するのは平成17年以来ということになりますが、この間社会全体の変化も顕著なものがあります。

 自然災害の増加、気候変動、デジタル化の進展、協働から共創への変化、人口減少、少子高齢化、労働力不足などで、計画には当然こうした変化に対応する指針も必要になると考えています。

 まず、令和6年度は総合計画策定の準備として、令和4年から行っている「各課が抱える課題の洗い出しと共有化」の見直しや更新のほか、市が持つ各種計画の洗い出しと再チェックを行いました。

 そのうえで4月から始まる令和7年度には
  ●市民アンケートの実施・とりまとめと、結果に基づく内部検討
  ●市の人口分析と将来の推計
  ●各課の課題を踏まえた施策の点検・課題整理
  ●これら作業により得られたデータに基づき素案を作成すること
 を予定しております。

 また令和8年度には
  ●市民参画の策定委員会をつくり、素案をもとに内容を協議ののち、
  ●意見募集(パブリックコメント)を行い、
 最終案を作成する予定です。

 全国共通の課題でありながら、夕張市にとっては特に顕著な人口減少、広範な行政面積であることの課題を克服しながら『すべてが揃ってはいなくても、安心度・生活満足度が高い、持続可能なまち』であることが将来に続く唯一の道と考えます。

 財政再生計画期間中は市民の皆様に多大なご協力をいただき、間もなくその目標を達成しようとしています。

 平成18年から取り組んできた財政再建は、約半世紀に渡る石炭産業の衰退から始まった財政難の歴史に一つの区切りをつけることになりますが、その後のまちづくりの指針である総合計画は将来へのバトンをつなぐ大切な作業になります。

 赤字解消から今と将来への投資へ!

 市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

(令和7年4月)

 

一緒に仕事をしていただける仲間を募っています

 夕張市役所は令和7年4月1日付で、事務職2名、保健師1名を新たに迎えました。

 近年、就職市場が売り手優位といわれており、民間企業では初任給や若年層の給与水準を大幅に引き上げるなどの賃上げが行われております。

 一方、公務員においては、国・地方ともに人材確保が依然として厳しい状況にあります。

 国家公務員にあっては採用市場における競争力強化のため、初任給・若年層の給与を大幅に引き上げ、地方においてもこれに準じた給与改善が多くの自治体で実施されており、夕張市も同様の対応を行いました。

 人材の確保が難しい時代、加えて社会は目まぐるしいスピードで進み、多様な職種・働き方が生まれてきています。

 私たちは今の時代を生きる若い皆さんのことを理解し、時に学ぶ心持ちを大切にしなければなりません。

 辞令交付式では新採用の職員へ「夕張市を選んでくださったことに感謝します」と心からお伝えしました。

 夕張市にとって貴重な力である職員が、職務を通じてしっかりと力を伸ばせる環境を作っていこう!と改めて気を引き締めております。

技術系職員を募集しております

 夕張市では、土木系・建築系の技術職と保健師を現在も引き続いて募集しております。

 全国的に財政運営が厳しさを増す中においても、インフラの適切な管理、市民の健康維持は将来のまちづくりに不可欠な業務です。

 また、今後は一般事務職員の募集も予定しています。

 ぜひ私たちと一緒にこれからの夕張、小さくても強く輝くまちづくりに一緒に携わっていただけませんか?

 市民の皆様におかれましても機会がありましたらぜひ、市職員募集のご案内にお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

(令和7年5月)

 

若年者健診を始めます ~自分の体を知り生活習慣の維持・改善に~

 今年の1月、前なでしこジャパンフィジカルコーチ、大塚慶輔さんの著書出版記念の講演があり、お話を聴く機会がありました。

 大塚さんは夕張市ご出身で3歳まで夕張で過ごされています。

 令和4年7月には夕張高校で「キセキの授業」の講師もお務めくださり、今後も夕張のために活動したいと仰ってくださっています。

 さて、大塚さんの講演で少々耳が痛くも、私の印象に残ったのは「トップアスリートの試合でのパフォーマンスは、日常の生活からつくられるもの」という言葉です。

 センスや技術の向上も大切な要素ですが、それを支えている「土台」が重要で、日頃の運動・栄養・睡眠といった生活習慣、しかもそれを育成の時期からしっかり固める、つまり「土台づくり」をすることが大切であるというものです。

 私はアスリートではありませんが、「土台づくり」に関しては完璧には取組めていません(汗)

 市民の皆さんはいかがでしょうか?

◆若年者健診を始めます◆

 市では、令和7年度から20歳~39歳の市民で、職場などで健康診断を受ける機会がない方に対して、健診を受けられるようにしました(詳しくは3ページ「そよかぜ通信」をご覧ください)。

 市の国民健康保険加入者の医療状況を見ると40歳より前から生活習慣病ともいわれる糖尿病・高血圧・心疾患の治療を受けている方もいらっしゃいます。

 大塚さんがお話しされていることに置き換えると、若い時期から健診を受けご自身の体を知り、維持・改善することは皆さんのパフォーマンスを生み出す生活習慣「土台づくり」に役立つものと言えます。

 「若年者健診」に該当する市民の皆様には、6月に健診のご案内をお届けいたします。

 いくつになられても市民の皆さんがそれぞれ目指されるパフォーマンスを維持できますよう、ぜひ若年者健診をご活用ください。

(令和7年6月)

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