本文
マイマイガについて
マイマイガについて
生態
5月に卵から孵(かえ)った幼虫は、蛹(さなぎ)を経て7月下旬から8月に成虫になります。
成虫の寿命は7日から10日といわれており、その間に木の幹に卵を生み付けます。
成虫の数が多い場合には、建物の外壁などにも産卵します。
成虫の寿命は7日から10日といわれており、その間に木の幹に卵を生み付けます。
成虫の数が多い場合には、建物の外壁などにも産卵します。
幼虫について
若齢幼虫は糸を吐いて、風に揺られて移動します。そのため、洗濯物に付着したり、家の中に入ってきたりするので、注意が必要です。
シラカンバ、カラマツ等、落葉樹を好んで食害し、終齢幼虫では5センチメートルから6センチメートル位まで成長します。
シラカンバ、カラマツ等、落葉樹を好んで食害し、終齢幼虫では5センチメートルから6センチメートル位まで成長します。
幼虫の駆除について
マイマイガ自体は毒を持たず、人に害を及ぼすことはないといわれています。
しかし、幼虫や卵に触れると肌がかぶれてしまう場合がありますので、駆除にあたっては、次の事項に注意してください。
・幼虫が付着したときは、つぶさないようにガムテープ等で取り除いてください。
・1センチメートル以下の幼虫には薬剤が有効です。
(補足)園芸店等で購入できる殺虫剤には、スミチオンなどがあります。
(注意)殺虫剤の使用にあたっては、製品の使用上の注意事項に従うとともに、通行人や近所の住民等に十分配慮するようにお願いします。
スプレー剤を使用する場合は、幼虫が吹き飛ばされて体に付着することがあるので注意してください。
しかし、幼虫や卵に触れると肌がかぶれてしまう場合がありますので、駆除にあたっては、次の事項に注意してください。
・幼虫が付着したときは、つぶさないようにガムテープ等で取り除いてください。
・1センチメートル以下の幼虫には薬剤が有効です。
(補足)園芸店等で購入できる殺虫剤には、スミチオンなどがあります。
(注意)殺虫剤の使用にあたっては、製品の使用上の注意事項に従うとともに、通行人や近所の住民等に十分配慮するようにお願いします。
スプレー剤を使用する場合は、幼虫が吹き飛ばされて体に付着することがあるので注意してください。
成虫について
ガの成虫は明るい場所に集まる性質があります。
照明を消す、カーテンなどで明かりが漏れるのを防ぐなどの対策で、ガが集まりにくい環境をつくることができます。
屋内への侵入は、網戸やサッシなどで防止することができます。
ガ用の殺虫剤には、成虫に対する忌避効果があるものもあります。
照明を消す、カーテンなどで明かりが漏れるのを防ぐなどの対策で、ガが集まりにくい環境をつくることができます。
屋内への侵入は、網戸やサッシなどで防止することができます。
ガ用の殺虫剤には、成虫に対する忌避効果があるものもあります。
卵について
マイマイガの卵は「卵塊(らんかい)」とよばれる、数百粒の卵の塊です。
卵塊の表面は、雌成虫の腹部の鱗毛(りんもう)で覆われています。
卵のまま越冬し、5月頃に卵から孵ります。
卵塊の表面は、雌成虫の腹部の鱗毛(りんもう)で覆われています。
卵のまま越冬し、5月頃に卵から孵ります。
来年以降に向けた対策(卵の駆除)について
今後、蛹から羽化して成虫が飛び回るようになると、卵塊が生み付けられるようになります。
これまで紹介したように、1つ卵塊から数百匹の幼虫が孵ります。
そのため、秋以降に木の幹や建物の外壁に卵塊を見つけた時には、ヘラなどで取り除いてください。
集めた卵塊は土に埋めることが有効です。
壁などから水で洗い流しただけでは、地面に落ちた卵から孵化する可能性があるので、注意が必要です。
これまで紹介したように、1つ卵塊から数百匹の幼虫が孵ります。
そのため、秋以降に木の幹や建物の外壁に卵塊を見つけた時には、ヘラなどで取り除いてください。
集めた卵塊は土に埋めることが有効です。
壁などから水で洗い流しただけでは、地面に落ちた卵から孵化する可能性があるので、注意が必要です。