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生活支援体制整備事業

ページID:0001572 更新日:2024年1月15日更新 印刷ページ表示

生活支援体制整備事業

 平成27年4月の介護保険制度改正で、生活支援体制整備事業がスタートしました。
生活支援体制整備事業は、市町村の日常生活圏域ごとに、「生活支援コーディネーター」と「協議体」を設置して、地域住民の「互助」による助け合い活動を推進することで、地域全体で高齢者の生活を支える体制づくりを進めるものです。
 生活支援コーディネーターと協議体は、助け合い活動の創出・充実に向けて、将来、自分たちはどのような地域で暮らしたいか(目指す地域像)を見据え、できるだけ多くの人たちが地域に関わっていけるような働きかけをします。
 これは、地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みでありますが、従来から取り組んできた「地域福祉」、「地域づくり」の視点を基盤に、既存の活動を充実させたり、新たな取り組みの展開をしていくものです。
 このような地域づくりは、地区の実情に応じて進めていくことになるため、小地域単位での意識づくり・気持づくりといったプロセスが大切になります。

地域包括ケアシステム

 夕張市では誰もが住み慣れた地域で、安心して暮らし続けることができるよう、「医療・介護・生活支援・介護予防・住まい」の5つの要素が連携しながら、高齢者の暮らしを支える仕組み、「地域包括ケアシステム」の実現を目指しています。
 少子高齢化、担い手の減少、一人暮らし世帯の増加、認知症の方の増加等、社会の枠組みが大きく変化する中で、専門性が必要な医療・介護はしっかりと専門職・事業者が支え、介護予防や生活支援(日々の暮らしの支援)は、できるだけ住民やボランティアの「互助」による主体的な活動で、高齢者の生活を支えていこうとするものです。

地域包括ケアシステムの画像
出典 介護予防日常生活支援総合事業 ガイドライン(厚生労働省)

「生活支援コーディネーター」とは?

 地域における高齢者の生活支援・介護予防の体制整備を推進していくために、体制整備に向けた調整役として夕張市では平成30年4月から、「生活支援コーディネーター」を配置しています。

生活支援コーディネーターの活動内容

  1. しらせる
     市内のさまざまな住民向けのサービスや活動について把握し、地域の情報として住民の方々にお知らせしています。
  2. しらべる
     住民の方々とのかかわりや関係団体からの情報などから、生活の中のちょっとした困りごとや、不足しているサービス、今後必要となるサービスなどを調べています。
  3. つなぐ
     「ちょっとした困りごと」と、地域にあるサービスや活動を結びつけ、その解決を目指します。
    また、地域のために「ちょっとしたお手伝い」をしてみたいという方に、活動の場を提供しています。
  4. つたえる
     地域でさまざまな機関・団体に呼び掛け、情報共有や協力体制などを話し合う場を設定し、ネットワークづくりをすすめています。

具体的な活動内容は、夕張市社会福祉協議会「生活支援体制整備事業」<外部リンク>をご覧ください

夕張市生活支援コーディネーター
 夕張市社会福祉協議会 Tel56-6004
社会福祉法人 夕張市社会福祉協議会<外部リンク>

「協議体とは」?

 地域で高齢者を支援する関係者間のネットワークづくりを目的とし、定期的な情報共有・連携強化の場として夕張市では、平成28年2月「協議体」を設置しました。平成30年には、「助け合い活動を通して住民同士が支えあうために、多様な組織に所属している協議体構成員が、お互い連携しながら活動する組織」という意味で、協議体を「ゆうばり支え合いネット」という名称にしています。

協議体で話し合うこと

  1. 生活支援コーディネーターの組織的な支援に関すること。
  2. 目指す地域の姿及び方針の共有並びに意識の統一に関すること。
  3. 関係者間のネットワークの構築に関すること。
  4. 地域の支援ニーズ及び取り組みのマッチングに関すること。
  5. その他生活支援体制の充実及び強化に関すること。

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