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模擬坑道は、天龍坑の一部を開削してつくられたもので、1939(昭和14)年に皇族が来道される際、見学できるようにしたことが始まりです。救護隊の訓練坑道としても活
用されていました。
その後も皇族が訪れるたびに改修され、1954(昭和29)年に完成しました。長らく多くの方に、本物の炭鉱に出会える場として親しまれていましたが、2019(平成31)年に
発生した火災により、見学ができない状態でした。
この度、令和4年度より着工した復旧工事が完了し、4月19 日に見学を再開します。
復旧にあたって、多くのご支援をいただきました。
誠にありがとうございます。
夕張の歴史の原点であるこの場所で、多くの方のご来場を心からお待ちしております。