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清水沢地区の都市拠点機能の強化に向け、平成26年度より約2年にわたり庁内横断的ワーキングチームによる検討を進めてきました。
検討の中で、拠点機能と交流機能の強化を図るとともに、都市拠点化に向けた課題解決のため「拠点複合施設」の建設を進めることとなりました。
この施設建設にあたり「真に必要な規模」や「市民が集い、にぎわいをつくる魅力ある機能」などを検討するため、各関係団体の市民や市議会、職員有志による拠点複合施設検討チームを平成28年7月14日に結成しました。
検討チームでは「子育てチーム」「多目的空間チーム」「アトリウムチーム」の3チームに分かれ、平成28年11月まで先進地視察やワークショップ形式による議論(計4回)を実施し、施設の基本構想を策定していきます。
拠点複合施設検討チーム委員構成メンバー(計25名)
市長あいさつ
これまで、夕張市では、子育て、公共施設の老朽化や閉鎖、交通体系などの観点から、清水沢地区での都市拠点整備に関する検討を行ってきました。
大きな課題は(1)都市拠点ににぎわいをつくる。(2)財政破たん以降、休廃止している施設機能を回復させる。の2点でした。
それぞれの機能を果たす施設をすべて建てるには財政的に厳しく、また、各施設への需要は限定的であることから、大きなにぎわいとはならない。そこで、失われた施設の機能を含んだ複合施設を建設することにしました。
私たちは、この新しい施設を住民との議論無き施設にするつもりはありません。この検討チームには市職員だけでなく、市会議員や夕張高生など、多くの市民が関わっています。私は、皆で議論してこの施設をつくりあげることが、皆さんにとって大きな成功体験になると思っています。