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夕張の歴史を学ぶ

ページID:0001185 更新日:2025年8月14日更新 印刷ページ表示

歴史を知ると見方が変わる

 夕張市は石炭産業の発展とともに隆盛を極めた後、国策の転換による石炭への依存度縮小に伴う相次ぐ閉山を受け、急速な人口減となりました。
 夕張のあゆみを学べば、日本という国家が辿ってきた激動の歴史と、それを支えながらたくましく生きた人々の営みが見えてきます。

夕張市石炭博物館

 1980年(昭和55年)に、「石炭」と「炭鉱」、そして産炭地で育まれてきた「生活文化」について普及・啓発する場として開館しました。

 炭鉱とともに歩んだ夕張市の歴史とともに、国のエネルギー資源を支えてきた炭鉱の歴史を知ることができます。また、国の登録有形文化財ともなっている「旧北炭夕張炭鉱模擬坑道」は、実際使用されていた坑道の一部を利用し、炭層や採炭機械を間近で見ることができる国内外でも珍しい展示施設です。ぜひ、臨場感あふれる炭鉱体験をご堪能ください。

 

 

  • 住所
    〒068-0401 北海道夕張市高松7番地1
  • 開館日
    令和7年4月19日(土曜日)から令和7年11月3日(月曜日・祝日)まで
  • 開館時間
    4月から9月まで
    午前10時から午後5時(但し、入場は午後4時30分まで)
    10月から11月3日まで
    午前10時から午後4時(但し、入場は午後3時30分まで)
  • 定休日
    火曜日
    (注釈)ゴールデンウィーク4月29日(火曜日・祝日)、5月6日(火曜日・祝日)・お盆の8月12日(火曜日)、9月23日(火曜日・祝日)は臨時開館。
  • 電話番号
    0123-52-5500
  • ホームページ
    夕張市石炭博物館​<外部リンク>

清水沢コミュニティゲート

 2016年(平成28年)に誕生。
かつての炭鉱住宅(炭鉱に勤務した人びとに対して、炭鉱会社が用意した住宅)をリフォームし、夕張で活動しようとする様々な方にとっての拠点となるよう設置されました。

 ワーキングスペースや少人数でのイベントでの使用も可能なほか、活動拠点として長期間の滞在も可能です。
 お問い合わせは、一般社団法人清水沢プロジェクトまで。

  • 住所
    〒068-0534 北海道夕張市清水沢宮前町39 宮コ23 清水沢コミュニティゲート
  • 電話番号
    0123-57-7463
    ((注釈)不在が多いため、(一社)清水沢プロジェクトHPのフォームよりお問い合わせください。)
  • ホームページ
    一般社団法人清水沢プロジェクト<外部リンク>

旧北炭清水沢火力発電所

 1926年(大正15年)に北海道炭礦汽船株式会社により、自家発電設備として建設される。
当初6,000キロワットの発電機が配備されたが、電力需要の増大に伴い次々に増備し、昭和30年代前半には設備出力74,500キロワット、認可出力49,500キロワットを誇り、わが国有数の自家発電所と言われた。
 戦後復興期の電力不足に応じて一般向けに電力供給を行い、復興に貢献。坑内ガスの有効利用・微粉炭助燃装置の設置などによる発電能率向上などにも成果を挙げた。
 1991年(平成3年)廃止時には、北炭真谷地炭鉱株式会社が所管。

 正面に位置する清水沢ダムは1940年(昭和15年)に火力発電所の冷却水を取得する目的で建設、2,000キロワットの水力発電所が設置された。1994年(平成6年)に北海道企業局へ譲渡、現在も3,400キロワットで発電が行われている。

 火力発電所廃止後は東亜建材工業株式会社が工場・作業用地として取得、建物の解体を進めながら操業し、既に4分の3ほどが解体されている。2011年(平成23年)の「夕張清水沢アートプロジェクト」の開催を機に、現在は解体を停止中。

(注釈)現在、当施設は東亜建材株式会社様が所有し、使用しています。
 見学をご希望の場合は、必ず事前に(一社)清水沢プロジェクトにご連絡し、予約してください。

 冬期間は見学を受け付けておりません。

滝の上発電所

滝の上発電所(外観) 1925年(大正14年)に北海道炭礦汽船株式会社により、自家発電設備として建設される。
石炭産業の縮小に伴い。複数の炭鉱会社の管理を経た後、1994年(平成6年)より、北海道企業局の管理となる。

 現在も道営発電所として使用されており、普段は敷地内の見学は不可(外観は滝の上公園より見学可能)だが、紅葉の時期には内部も一般開放される。
(注釈)内部の一般開放については、年により状況が異なる場合があります。内部の見学をご希望の方は、北海道企業局にご確認ください。

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