宅地耐震化推進事業について(国が行った第一次スクリーニング:大規模盛土造成地マップの公表について)

更新日:2020年3月6日

このマップに示された箇所が地震時に必ずしも危険というわけではありません。

宅地耐震化推進事業について

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの際に、谷や沢、傾斜地を大規模に盛土した造成地(大規模盛土造成地)で、崖崩れや土砂が流出する被害が発生したことから、国は、このような災害を未然に防止し、軽減することを目的に、大規模盛土造成地を把握するための調査などを支援する「宅地耐震化推進事業」を推進しています。

◎大規模盛土造成地の変動予測調査
・第一次スクリーニング(第一段階):「大規模盛土造成地マップの作成・公表」
・第二次スクリーニング(第二段階):「大規模盛土造成地の安全性の把握調査」

◎大規模盛土造成地滑動崩落防止事業(第三段階)
 安全性の低い宅地がある場合の対策工事

第一次スクリーニング(第一段階):「大規模盛土造成地マップの作成・公表」

宅地造成前後の地形データ(地形図・航空写真等)を重ね合わせ、標高差や地形の変化から盛土造成地の概ねの位置及び規模を抽出したものであり、マップに示された場所が必ずしも危険ということではありません。

今回のマップ公表は、大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただくことで、市民の皆様の防災意識を高め、災害の防止や被害の軽減につなげることを目的としています。

 「谷埋め型大規模盛土造成地」・・・日吉:1箇所、南清水沢1丁目:1箇所

 「腹付け型大規模盛土造成地」・・・市内該当なし

(令和2年3月作成)

第二次スクリーニング(第二段階)

第一次スクリーニング調査で判明した地点について、安全性を確認する調査です。

 令和2年度に第二次スクリーニング計画として「現地踏査」及び「優先度評価」を行いましたので
 令和3年度以降に「地盤調査」及び「安定計算」を行う予定です。 

第二次スクリーニング(第二段階)で安全性の低い宅地があると判明した場合に行われる対策工事です。

大規模盛土造成地とは

大規模盛土造成地には、「谷埋め型」と「腹付け型」の2種類があります。

 1)谷埋め型大規模盛土造成地
   谷や沢を埋め立てた造成地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
 2)腹付け型大規模盛土造成地
   傾斜地に盛土をした造成地で、地山の傾斜が20度以上、かつ高さが5メートル以上のもの

   (画像は国土交通省ホームページより引用)

大規模盛土造成地で予想される被害について

地震時に、盛土全体または大部分が、宅地造成前の谷底付近や盛土内部をすべり面として、斜面下部方向に移動する「滑動崩落」が発生する場合があります。

   (画像は国土交通省ホームページより引用)

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